●|考える勉強 ーー― なぜ勉強するの?
なぜ勉強が必要なの? 大切なの?
3年後、10年後、もっと先の将来・・・
君たちの進路、受験、マネー、職業、結婚、人生の岐路の選択をするときがきます。
じゃあ、どんな勉強が必要なの?
うん、いい質問だ。
大きく分けて考えるよ。
①テストの得点アップ、合格できるための技(テクニック)の勉強
↓
記憶力依存、すぐ忘れる、抜けが多い、くるしい、つらい、やだもう。
思考力はおおきくは育たないぞ。
②勉強法の勉強(もちろん記憶力の増強、増進もあるよ。)
↓
WHYなぜ?どうして、そうなるの?
原理や定理、法則を覚えるのではなく、なぜそうなのかを理路を通して理解していく。
問題の解き方ではなく、なぜそういうことが言えるのかを成り立ちに戻って考える。
なぞなぞでなく、なぜなぜ?と問うことです。
だから、時間をかけるのです。
答えを出すだけでなく、問題や答えの背景、バックボーンまで考えるのです。
だから、地図帳や資料集、辞典、辞書そして先生がいるのです。
そしてノートが必要なのです。これらがきみたちの考える力をつくってくれるのです。
うん、あたりまえですよね。
うん、だから本を読む、考える。
うん、だからノートを取る。しっかり取る。
*なんなんだ、このうんって?ほら、考えるんだよ。
なぜ勉強が必要なの? 大切なの?
3年後、10年後、もっと先の将来・・・
君たちの進路、受験、マネー、職業、結婚、人生の岐路の選択をするときがきます。
じゃあ、どんな勉強が必要なの?
うん、いい質問だ。
大きく分けて考えるよ。
①テストの得点アップ、合格できるための技(テクニック)の勉強
↓
記憶力依存、すぐ忘れる、抜けが多い、くるしい、つらい、やだもう。
思考力はおおきくは育たないぞ。
②勉強法の勉強(もちろん記憶力の増強、増進もあるよ。)
↓
WHYなぜ?どうして、そうなるの?
原理や定理、法則を覚えるのではなく、なぜそうなのかを理路を通して理解していく。
問題の解き方ではなく、なぜそういうことが言えるのかを成り立ちに戻って考える。
なぞなぞでなく、なぜなぜ?と問うことです。
だから、時間をかけるのです。
答えを出すだけでなく、問題や答えの背景、バックボーンまで考えるのです。
だから、地図帳や資料集、辞典、辞書そして先生がいるのです。
そしてノートが必要なのです。これらがきみたちの考える力をつくってくれるのです。
うん、あたりまえですよね。
うん、だから本を読む、考える。
うん、だからノートを取る。しっかり取る。
*なんなんだ、このうんって?ほら、考えるんだよ。
●|考える勉強 ーー― 不平不満にこんにちは。
考えるために、どんどん不平不満を書き出してごらん。とにかく意識の外に持ち出してみるのです。
アウトプットする。100個をこえたらかなりのものですね。なんでもいいのです。家のこと、両親、こども、友人、
学校、塾、テスト、成績、あしたの天気、マネーのこと、世界、靴、話し方、自分の能力(オッ、シビア)・・・
これで
WHAT?(なに、がわかった)
ここから考える。不都合の発見、不満の正体を探る。どうして?なぜ?
WHY?(なぜなの)
つぎはどうする?どう対処する?
HOW?(どうする?)
これはアンケートヴァリエーションです。アウトプットは頭を活性化します。
そして不満への自覚は自他ともに次のステップを準備してくれます。どうすればいいのかをその不満の元のところから
考えることができれば解決です。
とはいえ、実行はまた別の次元です。さぁまた問題が残ってしまった。次はどうする。
考えるために、どんどん不平不満を書き出してごらん。とにかく意識の外に持ち出してみるのです。
アウトプットする。100個をこえたらかなりのものですね。なんでもいいのです。家のこと、両親、こども、友人、
学校、塾、テスト、成績、あしたの天気、マネーのこと、世界、靴、話し方、自分の能力(オッ、シビア)・・・
これで
WHAT?(なに、がわかった)
ここから考える。不都合の発見、不満の正体を探る。どうして?なぜ?
WHY?(なぜなの)
つぎはどうする?どう対処する?
HOW?(どうする?)
これはアンケートヴァリエーションです。アウトプットは頭を活性化します。
そして不満への自覚は自他ともに次のステップを準備してくれます。どうすればいいのかをその不満の元のところから
考えることができれば解決です。
とはいえ、実行はまた別の次元です。さぁまた問題が残ってしまった。次はどうする。
●|考える勉強 ―ーー 読む。
受験のときも学校の定期試験のときも考えてはいけません。考えるのではありません。
想いだせればいいのです。考えることはふだんやっておけばいいのです。ふだんならば時間はいっぱいあります。しかしテストの時間は一定で、
問題にもよりますが基本的には短いのです。考えるためのテストではありません。習ったことをきちんと覚えたかどうか、表現できるかどうかが
問われているのです。ましてや入試問題は難解な問題もあります。
こういうときじっくり考える時間などはありません。
諸君にとっていっとう大事なのは、受験のときではありません。受験までの勉強がすべてといっても過言ではありません。この受験までの
充分な時間に徹底的に考える勉強をしておくのです。つまり中間・期末テストでも出題されるだろう全問をあらかじめ演習し、まちがったらしっかり
訂正しておけばいいのです。つまり満点を取るつもりの勉強をしておけばいいのです。
さぁ、わかりましたか。なにが大事なのか、どうすれば受験を成功に導くことができるのか。もう一度ポイントを繰り返します。
①受験、テストまでの時間をどうつかうのか?
②出題されるであろう問題を徹底的に演習しておくこと。
③演習のとき大事なのは、なぜ解答が正しいのかを理解しているかということです。
④まちがったとききちんと『訂正ノート』でていねいに復習しているか。
⑤『訂正ノート』をなんども見直しているか。
追加です。
考えるってなに?どうやって考えるの?なにを考えるの?
どうすればいいの?
うん、これがきみたちの問題なのだ。さぁ学校の先生や塾の先生、お父さんお母さん、
ええぃ、この際おじいちゃんやおばあちゃんにも・・・出題してごらん。
そうだね、時間はいっぱいかかるのだけれども、たったひとつすっごく有効な手があるよ。
こたえ 読む。
えっ?ずるくない?ぜんぜんわからないよ。なにを読むっていうの?どう読めっていうの?
(ははは、すでにきみたちは読んでいるよ。)
はぐらかしたのではありません。文字や文章、絵やマンガ、人の表情、指先の動き、人の歩き方、
犬の顔、なんでもすでに読んでいるのです。読みが浅いか深いかはたしかに人によってずいぶんと違います。
この違いはどうやってできたのでしょう?
ここが肝心なのです。
学びて思わざればすなわち罔し。
思ひて学ばざればすなわち殆し。
どんな意味? 教えないよ。
罔、殆ってなんて読むの?どんな意味? 調べなさい。どうやって?
ほら、きみたちはもう読み始めているのですよ。教えてもらうのではなく、自分の手やアタマを使って調べるのです。
これが読むということです。
コンビニ弁当はあるけどね、コンビニ勉強はないよ。考えるというのはとにかく時間がかかるのです。
でもこれがきみたちを大きく育ててくれるのですよ。
☆しつこいけれどもう一回書くよ。
テストや受験のとき ― 考えるのではない。
想起する。
↓
すでになんども経験している。
やったことがある。
↓
問題の意図、解き方、パターンをくりかえして反復している。
↓
まちがった問題は『訂正ノート』でやり直している。
★すごく大事なところ → 問題用紙やテキストにちょこっと直すのはだめです。
訂正ではなくて、『訂正ノート』なのです。
ここが合否の分かれ目です。
過ちて改めざる、これを過ちといふ。
受験のときも学校の定期試験のときも考えてはいけません。考えるのではありません。
想いだせればいいのです。考えることはふだんやっておけばいいのです。ふだんならば時間はいっぱいあります。しかしテストの時間は一定で、
問題にもよりますが基本的には短いのです。考えるためのテストではありません。習ったことをきちんと覚えたかどうか、表現できるかどうかが
問われているのです。ましてや入試問題は難解な問題もあります。
こういうときじっくり考える時間などはありません。
諸君にとっていっとう大事なのは、受験のときではありません。受験までの勉強がすべてといっても過言ではありません。この受験までの
充分な時間に徹底的に考える勉強をしておくのです。つまり中間・期末テストでも出題されるだろう全問をあらかじめ演習し、まちがったらしっかり
訂正しておけばいいのです。つまり満点を取るつもりの勉強をしておけばいいのです。
さぁ、わかりましたか。なにが大事なのか、どうすれば受験を成功に導くことができるのか。もう一度ポイントを繰り返します。
①受験、テストまでの時間をどうつかうのか?
②出題されるであろう問題を徹底的に演習しておくこと。
③演習のとき大事なのは、なぜ解答が正しいのかを理解しているかということです。
④まちがったとききちんと『訂正ノート』でていねいに復習しているか。
⑤『訂正ノート』をなんども見直しているか。
追加です。
考えるってなに?どうやって考えるの?なにを考えるの?
どうすればいいの?
うん、これがきみたちの問題なのだ。さぁ学校の先生や塾の先生、お父さんお母さん、
ええぃ、この際おじいちゃんやおばあちゃんにも・・・出題してごらん。
そうだね、時間はいっぱいかかるのだけれども、たったひとつすっごく有効な手があるよ。
こたえ 読む。
えっ?ずるくない?ぜんぜんわからないよ。なにを読むっていうの?どう読めっていうの?
(ははは、すでにきみたちは読んでいるよ。)
はぐらかしたのではありません。文字や文章、絵やマンガ、人の表情、指先の動き、人の歩き方、
犬の顔、なんでもすでに読んでいるのです。読みが浅いか深いかはたしかに人によってずいぶんと違います。
この違いはどうやってできたのでしょう?
ここが肝心なのです。
学びて思わざればすなわち罔し。
思ひて学ばざればすなわち殆し。
どんな意味? 教えないよ。
罔、殆ってなんて読むの?どんな意味? 調べなさい。どうやって?
ほら、きみたちはもう読み始めているのですよ。教えてもらうのではなく、自分の手やアタマを使って調べるのです。
これが読むということです。
コンビニ弁当はあるけどね、コンビニ勉強はないよ。考えるというのはとにかく時間がかかるのです。
でもこれがきみたちを大きく育ててくれるのですよ。
☆しつこいけれどもう一回書くよ。
テストや受験のとき ― 考えるのではない。
想起する。
↓
すでになんども経験している。
やったことがある。
↓
問題の意図、解き方、パターンをくりかえして反復している。
↓
まちがった問題は『訂正ノート』でやり直している。
★すごく大事なところ → 問題用紙やテキストにちょこっと直すのはだめです。
訂正ではなくて、『訂正ノート』なのです。
ここが合否の分かれ目です。
過ちて改めざる、これを過ちといふ。
●考える勉強 ーーー 覚えるから考えるへ
時代は、世界は
覚えるから → 考えるへ
★FastからSlowへと舵を切っています。
★麒麟塾のテーマです。
受験の技術を一生の<技>とする方法をマスターする。
☆まずひとつだけマスターしよう。
情報を自分の知識へ切り換えるためにノートをつくる。
①思考プロセス・・・考えるための文字化
②発見のための糸口・・・分離・統合・挿入・削除
③整理、パターン化・・・図的理解へ
このノートは備忘のためではない。覚えるためでもない。
図的に理解し、あらたな切り口を発見するためのノートです。
ページも文字もそのために書かれます。
このプロセスはゆっくり、柔らかく深く考え、結論が見えたらば、問いを速攻で攻めるのです。
解答は、遅考し、速攻する。
問題を出します。具体的にやってみてください。
これはIBM研究所の入口にある問題プレートです。
正解しないと中へ入れません。この研究所の研究員はノーベル賞受賞者を含め受賞予定者の集まりです。
さぁ、挑戦!
問1 『お父さんの眼は青、お母さんの眼は黒、さてこどもの眼は?』
ゆっくり考えてください。
答えは・・・です。
さて、これをクリアしたからといって研究室へすぐ入れるわけではありません。
各研究室の前にも入室のための関門プレートが待ち構えています。
問2 『10円持って文房具屋さんにお使いに行きました。1本4円のえんぴつを1本買いました。おつりはいくらになりましたか?』
かつての塾生の中で2問とも正解した生徒はひとりもいませんが、それぞれ1問ずつ正解した生徒はいます。
小学4年生と中学1年生でした。もちろん塾長はできませんでした。残念。柔らかいアタマがまだ生きているんでしょうね。
時代は、世界は
覚えるから → 考えるへ
★FastからSlowへと舵を切っています。
★麒麟塾のテーマです。
受験の技術を一生の<技>とする方法をマスターする。
☆まずひとつだけマスターしよう。
情報を自分の知識へ切り換えるためにノートをつくる。
①思考プロセス・・・考えるための文字化
②発見のための糸口・・・分離・統合・挿入・削除
③整理、パターン化・・・図的理解へ
このノートは備忘のためではない。覚えるためでもない。
図的に理解し、あらたな切り口を発見するためのノートです。
ページも文字もそのために書かれます。
このプロセスはゆっくり、柔らかく深く考え、結論が見えたらば、問いを速攻で攻めるのです。
解答は、遅考し、速攻する。
問題を出します。具体的にやってみてください。
これはIBM研究所の入口にある問題プレートです。
正解しないと中へ入れません。この研究所の研究員はノーベル賞受賞者を含め受賞予定者の集まりです。
さぁ、挑戦!
問1 『お父さんの眼は青、お母さんの眼は黒、さてこどもの眼は?』
ゆっくり考えてください。
答えは・・・です。
さて、これをクリアしたからといって研究室へすぐ入れるわけではありません。
各研究室の前にも入室のための関門プレートが待ち構えています。
問2 『10円持って文房具屋さんにお使いに行きました。1本4円のえんぴつを1本買いました。おつりはいくらになりましたか?』
かつての塾生の中で2問とも正解した生徒はひとりもいませんが、それぞれ1問ずつ正解した生徒はいます。
小学4年生と中学1年生でした。もちろん塾長はできませんでした。残念。柔らかいアタマがまだ生きているんでしょうね。
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答え・・・問1 2個(眼の色を聞かれているとは限りません。)
何が問われているのかを考えましたか?文脈に頼っているだけではだめなのです。問いの本質を探るのです。
問2 なし、1円、6円 →3通りの答えがあります。
あらゆる可能性を考えましたか?ひとつ見つかってもまだ考え続けることが必要なのですね。
何が問われているのかを考えましたか?文脈に頼っているだけではだめなのです。問いの本質を探るのです。
問2 なし、1円、6円 →3通りの答えがあります。
あらゆる可能性を考えましたか?ひとつ見つかってもまだ考え続けることが必要なのですね。