我輩もがんばるにゃんである
〈コラム+むにゃむにゃなのだ〉
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勉強法シリーズ 3 (理解する、記憶する、展望をもつ・・・)
勉強法シリーズ 4 (新しいフォームの発見)
【内律を立てよ】
★次のことばのいずれかにOをつけてみよう。
1.合格しないと(いけない) 強迫観念
2.合格すれば(いいな) 甘い期待
3.合格したい(なんとかして) 希望的観測
4.合格する(絶対) 断言肯定命題
ぜんぶに〇をつけたいのだろうね。きみたちのこころの重心、色々な
垂線が直交する光点、不安と期待の交点、比重はどこにあるのかな。
さて問題はここから。何に合格するの?
高校や大学ではないよ。ん?答えは自分のこころのなかにあります。
自分の行動や意志をコントロールする内律(格率)です。この内律に
合格しないと先へは進めないぞ。
内律ってなに?
生き方や考え方を決めていくこころのはたらきのこと。内律を立てら
れて初めて、きみたちはおとなになります。ぐらぐらしてはいるだろ
うがもうそろそろ自立してもいいころですね.
つまりですね、自立していないとたとえば『スケジュールノート』も
三日坊主で終ってしまうのです。継続してできるというのは自分の中
に内律がきちっと確立しているからなのです。
学習環境や能力をどうこういう前にまず自分のこころを耕すことです。
勉強とは畢竟(ひっきょう→辞書で調べて)、こころのかたちを決定
することなのです。
こころのかたち?う一ん、わかんない。そうだ、そう簡単にわかるよ
うなものじゃないよ。このかたちを探していくことが勉強なのだ。ま
だ時間はいっぱいあるのだから、いざ冒険、いざ探検。
垂線が直交する光点、不安と期待の交点、比重はどこにあるのかな。
さて問題はここから。何に合格するの?
高校や大学ではないよ。ん?答えは自分のこころのなかにあります。
自分の行動や意志をコントロールする内律(格率)です。この内律に
合格しないと先へは進めないぞ。
内律ってなに?
生き方や考え方を決めていくこころのはたらきのこと。内律を立てら
れて初めて、きみたちはおとなになります。ぐらぐらしてはいるだろ
うがもうそろそろ自立してもいいころですね.
つまりですね、自立していないとたとえば『スケジュールノート』も
三日坊主で終ってしまうのです。継続してできるというのは自分の中
に内律がきちっと確立しているからなのです。
学習環境や能力をどうこういう前にまず自分のこころを耕すことです。
勉強とは畢竟(ひっきょう→辞書で調べて)、こころのかたちを決定
することなのです。
こころのかたち?う一ん、わかんない。そうだ、そう簡単にわかるよ
うなものじゃないよ。このかたちを探していくことが勉強なのだ。ま
だ時間はいっぱいあるのだから、いざ冒険、いざ探検。
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内側って言うのは、君が何かを言ったり感じたり考えたりしている言葉と君との間にある
もうひとつ下(位)にある感情線とでも言うようなもの。この感情線にはいろいろな方向へ
脱線したり、とんでもない高さに跳ね上がったり、海の底よりも下に沈んだりしているモン
スターのようなものもあるよ。
このモンスターにカタチ(型)を与えて、生きていくのに必要な判断力や思考力が育ってく
ると〈精神〉が自分流になって〈自我〉が芽生えるんだ。君たちの経験でいえば、小4の小
モンスターが小5、小6になると少しずつ自分の周囲が見えてくるだろ。そして〈反抗期〉が
やってくる。そう自分だけのとりで、〈内面〉が少しずつカタチになってくるんだ。
このときが非常に大切なんだ。
このときの人間関係(ちょっと難しいかもしれないかな。)両親や兄弟姉妹、ともだち、学校
や部活の仲間との付き合い方が、少しずつ意識的になってくる。それ以前のようになんとな
く自然にというわけにはいかなくなってくる。
このときの『ぎこちなさ』(辞書で引いてね。)をどうしていいのかわからなくなる。
でも人間関係は毎日続いていく。そして力関係(これも難しいけどだいたいはわかるだろ?
ほらお父さんやお母さんのことを考えてみて。)の中にいや応なく巻き込まれて一日が過ぎ
ていく。すると君たちの心の中になんとなくもやっとしたものが残って、だんだんモヤモヤに
なってしまう。このモヤを振り払いたくなって『ふつうのふるまい』を超えてしまうこともある。
(大人も同じなんだぞ。)
泣いたり、わめいたり高笑い(?)したり時にはモノを壊したりするだろ。
ここまでは健常なんだ。やっかいなのは、このモヤモヤがうまく外へ出て来ないで自分の中
の壁に囲まれてしまうことなんだ。
マンガやゲームやケータイから離れられなくなってしまうこともある。
苦しい気分だけがずっと続くと、人間の〈関係〉がゆがんでしまうこともあるんだ。
こういうときは誰にも相談できないし、自分の感情も表に出せなくなってしまう。
そもそも感情の起伏が非常に小さくなって、いろいろなことに興味を失ってしまうこともある。
でもね、これは人間なら誰にもある通過点なんだよ。
このような〈不機嫌〉の時期を経て、少しずつ大人になるんだ。どうやって大人になるかって?
うん、この時期に君たちがつかんだ〈言葉〉が君たちを支えてくれるんだ。
その〈言葉〉との関係、付き合い方が君たちの〈精神〉の基になるんだ。
ここのところはちょっとやっかいなんだけれど、ただ本を読めば良いというわけではないん
だぞ。もちろんたくさん読んだから自分の〈言葉〉が見つかるというわけでもないんだ。
〈言葉〉が空から降ってきて君たちの心をつかまえるというようなことなんだ。
君たちは言葉につかまって初めて〈言葉〉が生きてくるんだ。
主人公は君たちではなくて〈言葉〉のほうなんだ。
このような〈言葉〉の経験と読書が結びつけば、君たちは自分の言葉でモノやヒトやコトを考
えられるんだ。
中学生、高校生の時間はこの〈言葉体験〉の連続があって精神が大きくなるといっても良い。
大人っぽく振舞うことではないんだ。
大人になったって精神がない人だって結構いるんだぞ。(恐いなぁ。)
言葉体験は誰もが同じように経験するわけでもないし、まるで何もなかったように素通りして
しまう人も多いんだ。
小中高時代の〈ことば〉への感応力は、身近な人(たち)のことばから始まっている。
親や先生や友人、テレビの誰かさんでもいいが、きみをガーンと打ってくることばを受けとめ
ることだ。うまく捕らえられなくてもこの〈ガーン〉の記憶や手がかりが次の機会に必ず生きて
くる。少し注意しておくよ。ことば体験は必ずしも気持ちを愉快にさせる快(楽)原則だけでは
ないんだ。
今までの君たちのものの見方や生きるスタイル(?)を引っかく程度なら痛いけどおもしろい
で済むのだが、君の足元をひっくり返すような大きな事だってあるんだ。
もっともそのときには、よくわからないことが多いのだけれども、後になって『ああ、あのとき
の言葉体験』だったんだと気づくこともあるんだ。これは、まさに『革命』といっていい体験な
んだ。命を革める程の経験は、この時期でなければそうそう体験できないのも確かなのだ。
言葉の体験とは〈精神〉の倒立を請うのだけれども、これについては〈三角形の秘密〉シリー
ズの〈三角形の旅 トライアングル・トリップ〉を見てくれたまえ。
もうひとつ下(位)にある感情線とでも言うようなもの。この感情線にはいろいろな方向へ
脱線したり、とんでもない高さに跳ね上がったり、海の底よりも下に沈んだりしているモン
スターのようなものもあるよ。
このモンスターにカタチ(型)を与えて、生きていくのに必要な判断力や思考力が育ってく
ると〈精神〉が自分流になって〈自我〉が芽生えるんだ。君たちの経験でいえば、小4の小
モンスターが小5、小6になると少しずつ自分の周囲が見えてくるだろ。そして〈反抗期〉が
やってくる。そう自分だけのとりで、〈内面〉が少しずつカタチになってくるんだ。
このときが非常に大切なんだ。
このときの人間関係(ちょっと難しいかもしれないかな。)両親や兄弟姉妹、ともだち、学校
や部活の仲間との付き合い方が、少しずつ意識的になってくる。それ以前のようになんとな
く自然にというわけにはいかなくなってくる。
このときの『ぎこちなさ』(辞書で引いてね。)をどうしていいのかわからなくなる。
でも人間関係は毎日続いていく。そして力関係(これも難しいけどだいたいはわかるだろ?
ほらお父さんやお母さんのことを考えてみて。)の中にいや応なく巻き込まれて一日が過ぎ
ていく。すると君たちの心の中になんとなくもやっとしたものが残って、だんだんモヤモヤに
なってしまう。このモヤを振り払いたくなって『ふつうのふるまい』を超えてしまうこともある。
(大人も同じなんだぞ。)
泣いたり、わめいたり高笑い(?)したり時にはモノを壊したりするだろ。
ここまでは健常なんだ。やっかいなのは、このモヤモヤがうまく外へ出て来ないで自分の中
の壁に囲まれてしまうことなんだ。
マンガやゲームやケータイから離れられなくなってしまうこともある。
苦しい気分だけがずっと続くと、人間の〈関係〉がゆがんでしまうこともあるんだ。
こういうときは誰にも相談できないし、自分の感情も表に出せなくなってしまう。
そもそも感情の起伏が非常に小さくなって、いろいろなことに興味を失ってしまうこともある。
でもね、これは人間なら誰にもある通過点なんだよ。
このような〈不機嫌〉の時期を経て、少しずつ大人になるんだ。どうやって大人になるかって?
うん、この時期に君たちがつかんだ〈言葉〉が君たちを支えてくれるんだ。
その〈言葉〉との関係、付き合い方が君たちの〈精神〉の基になるんだ。
ここのところはちょっとやっかいなんだけれど、ただ本を読めば良いというわけではないん
だぞ。もちろんたくさん読んだから自分の〈言葉〉が見つかるというわけでもないんだ。
〈言葉〉が空から降ってきて君たちの心をつかまえるというようなことなんだ。
君たちは言葉につかまって初めて〈言葉〉が生きてくるんだ。
主人公は君たちではなくて〈言葉〉のほうなんだ。
このような〈言葉〉の経験と読書が結びつけば、君たちは自分の言葉でモノやヒトやコトを考
えられるんだ。
中学生、高校生の時間はこの〈言葉体験〉の連続があって精神が大きくなるといっても良い。
大人っぽく振舞うことではないんだ。
大人になったって精神がない人だって結構いるんだぞ。(恐いなぁ。)
言葉体験は誰もが同じように経験するわけでもないし、まるで何もなかったように素通りして
しまう人も多いんだ。
小中高時代の〈ことば〉への感応力は、身近な人(たち)のことばから始まっている。
親や先生や友人、テレビの誰かさんでもいいが、きみをガーンと打ってくることばを受けとめ
ることだ。うまく捕らえられなくてもこの〈ガーン〉の記憶や手がかりが次の機会に必ず生きて
くる。少し注意しておくよ。ことば体験は必ずしも気持ちを愉快にさせる快(楽)原則だけでは
ないんだ。
今までの君たちのものの見方や生きるスタイル(?)を引っかく程度なら痛いけどおもしろい
で済むのだが、君の足元をひっくり返すような大きな事だってあるんだ。
もっともそのときには、よくわからないことが多いのだけれども、後になって『ああ、あのとき
の言葉体験』だったんだと気づくこともあるんだ。これは、まさに『革命』といっていい体験な
んだ。命を革める程の経験は、この時期でなければそうそう体験できないのも確かなのだ。
言葉の体験とは〈精神〉の倒立を請うのだけれども、これについては〈三角形の秘密〉シリー
ズの〈三角形の旅 トライアングル・トリップ〉を見てくれたまえ。