明かりに触れたついでに、原子力の無音の中に広がっている均質な照明にも触れておこう。
中性的、、まったく偏りのないグレートーンを基調としたホワイト。 ここにはまるでノイズがない。 白いうす闇が漠然と広がっている。 おそらくこの時空間は、『人間』の事象が意味を失っているところなのだ。 いうならば、地球外の(静寂)がフッと降りてきているのだ。 やっかいなことに、イマ人間はここに冥府を最後の地を待っているらしいのだ。 ここには、戦いはない。 すべてが完了しているのだ。 憎しみも愛も、悲しみも楽しみもない。 白い感覚がボーっと広がっているのだ。 『やはり、原子力は人間の最後の地なのかも知れない。』と思わせる静寂があるのだ。 (ずいぶんと悲しい結末だなぁ。20世紀からずっとイマも人間は相当に騒々しいからなぁ。)
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