TVはいざ知らず、ムーヴィの「世界」にはずい分と死者がいっぱいになった。
死んでもまだこの世に出てくるゾンビさんがうようよ、うろうろしている。 (某政党の某君のことではありません。) 私たちの恐怖感もずい分変質したのだろう。鈍感になっただけ? さて、最近のDVDで立て続けに、死体を解体するムーヴィを見ているのだが、映画界の流行(はやり)なのかね。 殺すことが問題ではなく、人間の体を解(ほど)いてしまうのだ。 なにか精神もまた解かれているのだろうか。 いたるところで閉塞感がついに極点にまできたということだろうか。 死体の解体の先にはもうモノガタリの強度は0に近いなにか寒々としたものが漂っているらしい。 恐怖心はどこかでエロスに通じる風であってほしいのだが、ギャーギャーとうるさい音(声ではないぞ)ばかり。 彦六師匠の怪談話がスゴイなァっと思えたのは、「艶」があったからなのだが、 もう時代も世相も来るところまで来てしまったということなのだろうか。
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