透きとおるようなサクラの花弁、柔らかな春の訪れか。
喜びや悲しみの痛点となるサクラ。 なぜか?多分サクラの<ヤワラカな風情>が人の完成域にスッと入ってくるのだろう。 一木の桜でも、桜の森でも、人はココロを少し広げて空の大きな広がりの宙宇を眺めている。見るのでも、観るのでもない、ましてや疑っと見つめるのでもない。 ナガメているのだ。ナガメは景の風情でもあり、、ナガメルは人の側の<景>とたわむれる姿勢でもある。景につつまれているここちよさが春の風や空気ともども人をひきつけるのだろう。(しかし人混みやおしゃべりのなか、なかなか<春の桜>には出会えない。「祇園をよぎる桜月夜、こよい合う人みな美しき」(晶子)うぬぬ。)
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