地上をうごめいている人間の中に、
太陽を持ち込んだら<便利>になるだろうという発想があって 原子力が顕れたのではない。 出所はどうあれ、ほとんど神格化した<核>は、 地上的なコントロールにはなじまない。 イマ、ソコに宇宙の原理(核融合)があるのだ。 つまり宇宙的時間がとなりにポンとおかれている。 宇宙的時間とは、人間の尺度で言えば、 脱時間、つまり時間は流れていないのだ。 共存も何もない。 種が、世界が違うのだ。 さて、このパンドラの箱は閉じられるのか? 人間の<欲望>は、すでに宇宙的に拡張してしまっている? 宇宙大の大きさで考えれば、 人間は、人間の欲望もすでに<無>でさえもないだろう。 原子力の原理そのものが、人間の<時間(歴史)>を無化してしまったのだ。 <私たちの前にはただ砂の海が広がっている。>
0 コメント
メッセージを残してください。 |
小・中・高校生 学習塾
|